いふう(中目黒)

今回はちょっと圏外。目黒のおいしいお店の守備範囲なんですが・・
ちょっと三茶を飛び出して“いふう“って割烹を紹介します。

僕がお酒を飲む範囲は人に比べてちょっとだけ広いかもしれません。

渋谷、恵比寿、中目黒、恵比寿、学芸大学・・そして最も多い三軒茶屋。
三軒茶屋の次に訪れる頻度が高い街は中目黒でしょう。

聖林館、レストラン・ダイーサといったピザ屋。
あきら、水炊き清水といった鳥料理。
モツ鍋の鳥小屋。
ラブーシェリー・ドゥ・ブッパのジビエ。
居酒屋は藤八・・。

数々の名店が並んでます。特に区画整理される前にはガード下が良かったのにな・。

さて、そんな中で今回紹介するお店”いふう”は中目黒の中でも裏中目黒といった地域。
飲食店がこじんまりと固まった一画にある人気店です。平日は社用族も多く、当日は予約が取りづらい人気店。

キビキビした職人さんの動きを眺めながらカウンターを楽しめるお店ですね。

ここのお店の特徴は良い意味で節操ないところ。
お刺身、煮炊き物がキチンと調理されて、美しく盛り付けられ供されます。
変わったところでは焼き鳥が出ます。
移り気にちょっと贅沢して飲みたい時には、とても都合が良いお店。

特に男2人で語りたい時がおススメ。デートででも雰囲気が良いので使えますが・・。
男だけど、ガッツり食べる系、飲む系の人と・・でも静かに飲む際に行くのがベスト。
シミジミと呑むシチュエーションに良く合います。

って事でカウンターの横で焼き鳥を焼く焼き場が・・。

 

丁寧な仕事で、出汁の味を楽しめる料理は普段のワイワイ飲みよりも少しだけ大人な時間を楽しめます。
こういう楽しみ・・大人の特権だと思います。良いですよね。

ちょっとだけ燗にして貰って店に置いてあった一番小さな杯で少しづつ日本酒を傾けます。
大人の男呑みに似合うのはやっぱり日本酒でしょう。

鮮魚は少し切り身が小さいのですが・・美味しい。
ただ・・・・高価なのが難点。この量でなんと・・2000円!!
ドカンと迫力のお造りを期待していた訳ではないんですが、ちょっと高かったな・・。
質的には良い物が出ていると一口でわかるレベル。

特にこの日は烏賊が美味しかった。甘くネットリとした舌触り。
鮪も見た目通り良い品。美味しかったな‥。どこ産か訪ねるのを忘れちゃいましたが・・。

で、焼き鳥。焼きが良くて味がしっかりついてる。美味しかったです。
焼き鳥食べられる振れ幅がこのお店の特徴かと。
食べ終わる頃をキチンと見計らって2本くらいづつ出てくる気遣いが良かった。

で、また割烹の世界に戻ります。
次は揚げ物。芝海老の真丈揚げ。大好きな一品でこれで850円。
手間ひまと素材を考えると‥なかなかコストパフォーマンス高い逸品です。

それからササミをワサビ、梅しそでそれぞれ巻いた一本。
どこにでも見かける一品ですが、火の通り具合が絶妙にレアなのが良いです。
カラカラになっちゃったササミは美味しくないもんね‥。

そして‥このお店の名物。うにごはんの登場です。
つきっきりで職人さんが炊いたご飯の美味しさにヤラれました。
雲丹はもちろんありがたいんだけど、とにかくご飯の美味しさに感動します。

職人さんがご飯のお代わりも盛ってくれます。
ありたがく頂いて、僕ら日本人にとってのお米のありがたみに思いを馳せました。

お会計的にはひとり9000円程度。まずまず呑んで満足の内容でした。
いつもより贅沢をして良い時間を‥だけど中目黒という場所柄?
気軽に過ごしたい際に使い勝手の良いお店です。

たまには贅沢な時間を‥いかがでしょう?

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