陳麻家

サービス業従事の深夜族はモチロンの事ですが、朝ごはん!?
そしてランチ、仕事帰りの帰宅者から休日の家族連れまで・・
幅広いニーズを一手に受け入れているお店がこのお店“陳麻家(チンマー屋)“さんです。
三軒茶屋で一日を通せば最も人種ミクスチャー度合いの高いお店でしょう。

かなり謎なお店でどうも検索したところチェーン店です。
ただ・・チェーン色がかなり弱いというか・・マニュアル臭がないです。
飾らない店内。綺麗なお店ではありません。汚いです。ハッキリ言うとw
このあたりから一筋縄なチェーン店のオペレーションの外にありますね。

外観は妙な味があり、中国にもお店があるっぽい雰囲気を醸し出してます。
なぜこの物件をチョイスしたのか・・確か過去もこの地は飲食店だった気がしますが・・。
まぁ綺麗ではありませんので、そういった類の店が嫌いな人には薦めません。

色々と夢想を膨らませてくれる妄想家にとっては好材料な店構えをしていると思います。
必要ないかもしれませんが・・。

4交代(たぶん)で作り手が交代する為・・
三軒茶屋ローカルの間では“◯◯は辛さ強めで好きだ“などの会話が他店で交わされていたりします。
この絶妙な話題性もこのお店の魅力。

そしてここは酒飲みのパラダイスです。

メニュー表を見て驚きのお値段。200円以下のメニューがこんなにあります!!
これを肴に仕事帰りに呑んだり、昼酒を休日に楽しむのはナカナカ良い感じではないでしょうか。

特にオススメは水餃子。分厚くモチっとした皮の中には意外とアッサリな餡が入ってます。
それに唐辛子ベースの辛いタレのコンビネーションがナカナカ美味しくて、これはビールにあいます。
このお値段でお値打ちです。なかなか珍しい味の餃子なので、ぜひ食べてみていただきたいです。

このお店の中では個人的には特筆できる美味しさだとお勧めできる逸品です。

それと妙にいつも気になるのがコンニャク。
この日はコンニャクの在庫が一人前取れなかったのでサービスしてくれました。
ぶっきら棒に見えてこの辺りの口数少ないサービスも心憎い。掴まれました。
こういったサービスも・・チェーンにはない特徴かと思いきや、かなり自由に現場に裁量がありますね・・。

もう一品。砂肝炒め。白髪葱と砂肝の食感がこれもビールにあいます。
胡椒が効いた男の味。ファンの多い逸品です。

さて最後。このお店の名物であります陳麻飯です。
これは読んで字の如く麻婆豆腐をご飯にかけた食べ物。

誰しも学生時代を思い出す事でしょう。
だけど、侮るなかれ。ノスタルジーの中に生きるだけの食べ物ではありません。

ちょっと大げさな言い方になっちゃいますが・・
なんだか元からこういう食べ物があったような説得力の元に供されます。

麻婆は山椒強めの好みの味付け。それとネギが若干主張してきます。
僕のオススメは唐揚げを載せた唐揚げ陳マー飯。写真の品です。

もう問答無用のオトコフード。なかなかジャンクな味ですが、たまに食べたくなっちゃうんですよ。

三軒茶屋で24時間食べられる、話題のフード。珍麻飯(チンマーハン)。
ちょい飲みからガッツリご飯まで幅広いニーズを”実は”満たせるお店です。

陳麻家 三軒茶屋店
〒154-0024
東京都世田谷区三軒茶屋2-13-22
TEL 03-3411-7878


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